活動報告

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【開催報告】全学教育科目「科学者という仕事とキャリア開発~女性研究者のキャリアヒストリーに学ぶ~」第12回(2018.7.10)

全学教育科目「科学者という仕事とキャリア開発~女性研究者のキャリアヒストリーに学ぶ~」第12回は、理学研究院生物科学部門の相馬雅代先生による講義で、テーマは「【脱ステレオタイプ】から考える研究者人生の多様性」でした。世の中には様々なステレオタイプがあります。特に、世間が期待する”研究者”と”女性”のイメージが乖離しているが故の”女性研究者”というステレオタイプがあるようです。けれども、自分が主体的に人生を歩むにあたり、世間が期待する「●●らしさ」に自分を無理に当てはめる必要はない―自由にやりたいことをやって楽しむ「脱ステレオタイプの人生」を歩んでいらっしゃる相馬先生のお話しは大変刺激的で、好きなことに挑戦して良いんだ、という力強いメッセージになったのではないかと思います。
身近なステレオタイプについて学生達に聞いたところ、「水戸出身なので「納豆好きでしょ」と言われる」「北海道出身なので「冬でも半そでで過ごせる」と思われている」等、出身地によるステレオタイプが挙げられました。また、「自分が他人を見るときに使っているステレオタイプ」について意識が向き、これから様々な人と出会う中で「人を(ステレオタイプで短絡的に判断せずに)人として見る」ことの重要性にも気づけたのではないかと思います。相馬先生、ありがとうございました!