活動報告

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全学教育科目(2016.5.17)

「科学者を目指す人へ~女性科学者からのメッセージ~」第5回は、医学研究科助教の小林純子先生による「形態学より明らかにする糖鎖の役割~ガラクトースを認識するレクチン、ガレクチンの発現分布と機能」というタイトルでの講義でした。
○形態学は生体内の地図作り、医学部の学生が最初に学ぶ基本。
○”ウサギの膝関節→キチナーゼファミリーたんぱく質→ガレクチン→糖鎖”と、研究で得られた知見とそこから生まれらう新たな興味に従って、研究が推移してきた
○子連れでの留学経験について
○恩師や周囲の人との出会いや支えについて
等、お話いただきました。
研究者に限らずキャリア形成においては「運が良い!」と思える側面が多くあります。でも運をつかめるのは、目の前のチャンスを捕えるに足る準備をしてきた人。「あの人ラッキーだよね~」ではなく、あるポジションに自分が行きたいならば、あらかじめそのポジションに相応しいものを身につけておく、という、自己投資が大事、ということが学生にもちゃんと伝わったのではないかと思います。
「研究は軸のあるらせん階段のように」by小林先生
ありがとうございました!

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