活動報告

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【開催報告】全学教育科目「研究者のキャリアデザイン~研究者の実例から学ぶ未来の選択」第10回(2019.6.18)

全学教育科目「研究者のキャリアデザイン~研究者の実例から学ぶ未来の選択」第10回は、教育学研究院の駒川智子准教授による「キャリアとジェンダー―職場の男女平等の研究」というタイトルでの講義でした。

 

駒川先生は、大学卒業時に就職活動における女性差別の実態を目の当たりにし、ジェンダーに関する社会課題を解決したい、という思いで研究者の道を目指すことにしたそうです。
ご専門は労働社会学で、特にキャリアとジェンダーについて研究をされています。
授業では、新聞記事を題材に、分析視角としてのジェンダーを用いたグループワークを行いました。
ワークを通して、受け手(社会)が期待する性役割に沿って、女性らしいあるいは男性らしい言葉が選ばれていることに気づき、日常に潜むジェンダーバイアスに気づくきかっけとなったようです。
女性が働きやすい環境が整っている企業は、長時間労働に頼らずに業務を遂行するマネジメント体制がしっかりしている組織であり、男性にとっても働きやすい環境であること、また、データベースを用いてそのような企業を探す方法についても紹介いただきました。

駒川先生、ありがとうございました!