活動報告

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【開催報告】全学教育科目「研究者のキャリアデザイン~研究者の実例から学ぶ未来の選択」第4回(2019.5.7)

全学教育科目「研究者のキャリアデザイン~研究者の実例から学ぶ未来の選択」第4回は、農学研究院の森本淳子准教授による「かく乱と再生の生態学を活かした気候変動への適応」というタイトルでの講義でした。

 

森林の生態系を広い視野でとらえて、森に何が起きているのかを知ること、人間が適切に利用していくための研究を、フィールドワークを中心とした方法で展開しています。地震のような災害が森林にどのように影響するか、人はどう向き合うべきか?ということも研究テーマのひとつだそうです。

また、研究キャリアの歩みについて、国内外の複数の研究室で様々な経験を積み重ねてきたことをお話をしいただきました。パートナーも研究者であるため、それぞれの研究キャリアを尊重すると常に同居できるわけではなかったけれど、現在はお子さん含め家族で一緒に住むことができているそうです。受講した学生達も、地震災害という身近な経験と森林の生態系が関係している等、研究の幅広さを感じたと思います。森本先生、ありがとうございました!